
山田 りさRisa Yamada
ヒル短大で1年目から全米大会へ。約10校からオファーを受け、NCAA D1のカリフォルニア大学デービス校(UC Davis)へ編入しました。
- 出身
- 広島県
- 日本での所属
- 大阪桐蔭高校
- アメリカでの所属
- ヒル短期大学 → カリフォルニア大学デービス校
- ポジション
- MF
所属・学年・状況は取材当時(2021年)のものです。
アメリカ留学を希望したきっかけは?
中学生の頃から海外志望で、高校でイタリア遠征に行ってさらに行きたくなって、トライアウトに参加して合格しました。レベルが高い、というよりも、サッカーのスタイルも雰囲気も違うのが印象的で。親から「他の国に行きたいなら、まず高校でしっかり英語を勉強しろ」って言われたんですけど、「ヨーロッパに行きたいから英語はやらなくていい」とつっぱねてました(笑)。高校時代の自分の英語力は低かったです。四年制大学から奨学金オファーをもらって、まずフィリピン・セブ島に留学して勉強し、TOEFLのスコアを取りました。四大は監督の解任があって契約できなくなり、そのときにヒル(短大)からオファーをもらいました。TOEFLスコアが必要で、日本人が全然いないのが良いと思って決めました。
最初は英語を話すこと自体に壁があるというか、シャイなので抵抗がありました。でも2ヶ月目ぐらいから、周りが「喋れなくても喋ろうとする」のを見て、自分から話すことを意識しました。私の場合は、セブ島に行って、話しやすい環境で勉強したのが良かったかもしれないです。
短大に行く前に、四大も見学しましたね。それぞれの特徴は?
相当違いますよね(笑)。やっぱりD1(四大NCAAの1部)は敷地も広いし、寮もセキュリティも立派だし、教室もトレーナーも良いです(笑)。今いるヒル(短大)は…お金がない感じ(笑)。正直、ほかの短大と比べても施設はあんまり…。小規模で、グラウンドが少し斜めで、だから「ヒル(丘)カレッジ」かぁ、なんて(笑)。その分、勉強面では1クラス15〜20人で、フレンドリーな先生ばかりで話しやすいです。学期の初めに、先生に「自分は留学生で英語のハンデがありますが、頑張ります!」と伝えます。そうすると、名前を覚えてくれて、助けを求めやすくなります。チューター制度も無料なので大活用しています。去年、バイオロジー(生物学)はやばいと思って、この制度や他の先生に助けてもらいました。
入学時、日本から来た私に対して、キャプテンを中心に気遣ってくれました。サッカー以外でも、一緒にご飯に行ったり、寮でアクティビティをしたり。仲良くなるのに時間はあまりかからなかったです。テキサス州という場所柄、地元の子が家からメキシカン料理を持ってきてくれるのが楽しみ(笑)。去年は、個人で飛び抜けた選手はおらず、監督の戦術をもとに、チーム力で全米大会まで行きました。

アメリカ生活、安全面に心配はありませんか?
危ないニュースは多いかもしれませんが、大学内にいたら、そこまで気にしなくても安全面では守られていると感じます。大学の周りを警察がパトロールしているのを見かけますし、あまり危険に思ったことはないです。まあ、大学自体も田舎にあって、のんびりしていますね。むしろ最初の語学留学先のセブ島でお財布を盗まれそうになって、自分の荷物に気をつけるようになりました。
名門大学との契約、おめでとうございます。四大編入のことを教えてください。
全部で10校ぐらいからオファーがありました。最初は、1年目に出た全米大会の試合をカナダの大学の監督が見て、Twitterでメッセージをくれたんです。ストレートに自分のことを評価してくれて、奨学金もこれだけ出す、とすぐに言われて、「オファーってこんな感じなんだ」と知り、嬉しかったです。その後もいろいろなオファーをもらいましたが、待って、UC Davis(カリフォルニア大学デービス校)と契約しました。コロナで計画通りではなかったものの、D1に編入するという目標を達成できました。この前Zoomでミーティングをしたのですが、なんというか、テキサスと違って都会っぽいです。髪なんかもきれいにしていて、雰囲気も違って(笑)。監督に何を期待されているかはまだわかりませんが、行ったらなんとかなるかな、と思っています。

山田さんのUC Davis進学は、WithYouのプレスリリース「授業料・寮費を全額免除で米国名門大学へ」(2021年4月)でも紹介しています。
ほかの留学生の声
短大から4年制への編入、NCAA D1、プロ契約。それぞれの道を、本人の言葉で。

実際に来てみると、自分が思っていた以上にレベルは高かったです。阿部 健人静岡学園高校 → メリーランド大学(DF)

落ちたらどうしようということは、落ちてから考えればいい。橋井 モリソンSC鳥取 → ハインズ短期大学(FW)

苦しい環境を、自分を強くしてくれる時間だと捉えられるなら、絶対にアメリカ留学はおすすめです。沖吉 大夢神戸弘陵学園高校 → ソルトレイク短期大学(MF)

サッカーのときだけは、自分らしくあれる。代居 鈴香JFAアカデミー福島 → シタデル大学(FW)

アメリカの授業は発言が命で、逆に言えば発言していれば何とかなります。佐々木 友青森山田高校 → パークランド短期大学 → マウントマーシー大学(FW)

自分の武器であるスピードは、このチームの誰にも負けないです。木村 和貴エストレラ姫路 U-18 → マーシャルタウン短期大学 → コースタルカロライナ大学(MF/FW)
次は、あなたの番です。
米国大学のコーチが、日本まであなたのプレーを見に来ます。