木村 和貴選手

木村 和貴Kazuki Kimura

マーシャルタウン短大で1年目から全米大会に出場。大怪我を乗り越え、NCAA D1のコースタルカロライナ大学へ編入しました。

  • NJCAA(短大)→ NCAA D1
  • MF/FW
  • 兵庫県出身
出身
兵庫県
日本での所属
エストレラ姫路 U-18
アメリカでの所属
マーシャルタウン短期大学 → コースタルカロライナ大学
ポジション
MF/FW

所属・学年・状況は取材当時(2021年)のものです。

アメリカ留学を検討して、実際に留学してみてどうですか?

最初は「経験だけでもいいから受けに行ってみよう」と友人と話して申し込みました。オファーをもらって、挑戦してみたいという気持ちが強かったので、アメリカに行くことに決めました。

進学したマーシャルタウン短大は留学生が多く、日本人の先輩もいて、助かったのは間違いないです。1年生で全米大会に出場し、アイオワ州とフロリダ州の気候が違いすぎて驚きました。1年目が終わった夏に、USL2(セミプロリーグ)でフロリダのチームに参加しました。このときに英語でコミュニケーションが取れるようになったのが嬉しかったですね。留学3年目の今もチームで日本人は一人ですが、アメリカ人選手が多く、コミュニケーションの取り方もまた変わってきました。

コロナの影響で、サッカー部の選手は(予防策として)対面授業を受けないよう指示されていて、寮に住みながらオンラインの授業を受けています。気持ちは楽ですが、英語は聞き取りにくいです。

2年目に大怪我をしましたね。

全米大会での僕を見て、NCAA D1の10チーム近くから連絡をもらいました。2年目のシーズン序盤に、内側側副靭帯の断裂と外側半月板の損傷という怪我をして、シーズンを棒に振りました。怪我をした途端、奨学金のことを聞いても「今はわからない」と濁されたり、連絡が取れなくなったりしたチームもあります。

不安に思っていたときに、コースタルカロライナ大(編入先)と数チームが声をかけてくれました。熱心に誘ってくれたことで、「四大には行けそうだ」とほっとしました。オファーを出したら、どこのチームも「この日までに決めなければオファーを取り消す」とかなり強い姿勢で迫ってきて、プレッシャーが強かったですね。短大の監督に相談して締め切りを延ばしてもらいながら、最終的には自分で決断しました。

シュートを放つ木村和貴選手

相手も強気ですね。契約したコースタルカロライナ大はどんな大学ですか?

まず、施設は抜群にいいです。サッカー専用グラウンドと練習グラウンド2面があって、そのほかにアメフトと共用の人工芝グラウンドがあります。足元の技術は、留学生の多かった短大のほうがレベルが高かったかもしれませんが、スピード感はかなり上がって、フィジカル要素が強まりました。

僕はウィングでプレーしていますが、デンマーク人と南アフリカ人の選手とスタメン争い中です。たしかにフィジカルは強いですが、自分の武器であるスピードは、(実際に走ってみても)このチームの誰にも負けないです。

D1に編入して、まだ得点していないので、レギュラーを取って得点することが最初の目標です。それから、アメリカだけでなくヨーロッパのプロの話もちらっと出ていて、もしかしたらそういう道を目指すかもしれません。引き続きプロを目指していきます。勉強面では、ビジネスを専攻しています。GPA(成績平均)が3.0を下回ると、週3時間の強制Study Hall(自習)が課せられて、アドバイザーが学習を見てくれるなど、サポートはしっかりしていると思います。ただ、そこに頼るよりも、課題や単位のことはチームメイトに聞いて、先に解決していくことのほうが多いですね。成績も、3.0以上をキープすることを目標にがんばります。

得点を喜ぶ木村和貴選手とチームメイト

後輩へのメッセージ

次は、あなたの番です。

米国大学のコーチが、日本まであなたのプレーを見に来ます。